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ネコ日和

日々の日記とか、ホームページの更新とか、創作物(書き物やイラストなど)のコメントとかを書き綴っていきます。 最近はパソコン関連の事もメモ代わりに書いております。こういう情報にメッチャ助けられてるので、今度は自分の番かと思っております。 以前はイラストもチマチマ上げておりましたが放置気味、ちまちまとモデリングなるものをやってまっ・・・(放置気味)。 フリーソフトでどこまでできるかチャレンジしてます(ソフトの作成者様やプラグインの作成者様には感謝です)。

アナログでやれよ。

(タイトル)って言われました。
ここ数日、パソコンの画面と睨めっこしながらデジタルで漫画の練習をしてたら、言われました。

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ノートパソコンで、前々からブログでは言ってるクラパカさんを使っているんですが(win7で初期のまま使用してますが、それでも軽々動いてくれるから偉いなー)
どうしても目がチカチカします。
しかし、このノートパソコンの画面は購入時にこだわったもの。

今のテカテカした画面(黒が綺麗に見えます)がどうにも長時間見続けるには辛いので、旧式(?)のマットな感じの画面とで悩んだんです。

動画とか映像を見るならテカテカした方が綺麗なんですが疲れやすい。
マットな画面なら目は疲れにくいが画の細部で困る。

購入当初は文字がメインになると思ったのでマットな画面で良かったんですが、諦めきれず店内を散策していると、中間っぽい画面のノートパソコンを発見してしまったのです!
これが今のノートパソコンとの出会いです(懐かしいなー)。

通常のテカテカした画面よりは幾分か疲れにくいんですが、流石に連続で四時間以上見続けると疲れてしまうんですよ~(そこまでやると関係ない気もする)。
因みに眼鏡族なんですが、ブルーカットは入ってます。

そんな時、「一体何をそんなにやってるんだ?」という家族の目。
「パソコンでトーン貼ってんのー。トーン使い放題だよ~~」
目がチカチカするけど。
「アナログでやれよ。アナログで」
ごもっとも。

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もともと、漫画やイラストはアナログ派で、今も下書きからデジタル(パソコン)でやることはあーんまりないですね。
(練習を兼ねて最近はやってたりしますが。)

で、その時の原稿も
下書き~ペン入れ~トーンの書き込み~ベタ
まではコピー用紙と原稿用紙でやってました。

最後のトーンと文字の写植をパソコンでやってたわけです。
(しかも下書きはA4なのに原稿用紙をB4でやって大変だったり、
スキャナーがA4までしか対応してなくて結局原稿用紙をA4に切りました)
トーンはどうしてもお金がかかるし、足の裏に付くし(私だけ?)、かさばるし等々の理由でトーンだけデジタル加工される方もいるはず!!
そういうもんだって!! そう信じたい。

あと、最終的にデジタルになるならデジタル加工の方が完成図を見やすいというのもあります。
やったことがあるんですが、アナログの原稿をパソコンに取り込むと模割れを起こします。
目の細かいトーンの話になるんですが、重ね貼りなどの高等技術を反映するだけのスキャナーが家庭用にあるかって話なんですよ。
普通にコピーするときだって、質が悪いと泣きそうになるのに。

最近は画素の問題は改善されていると思うのですが、やっぱり印刷にはアナログが一番だと思います。
最終的にどういった形にするかで原稿形態は変えたいですな。
(デジタル加工の漫画は紙になると何故かドットがやたらと見えたり、滲んでたり)

という言い訳です。
基本的にアナログが楽で速いです。
(ペン入れで久々に引っ張り出したトレース台はチカチカするから疲れたけど)

***

久々に描いたんですが、当然ながら昔のインクは使えません。
新規に購入しても使い切るか分かりません(ちゃんと使い切ったことないなー、零したりするから)。
というわけでインクカートリッジタイプのペン先(万年筆みたいなの?)と、筆ペン(「安いですよ」という店員さんの言葉で買ってしまいました)で描いてました。

確かに付けペンタイプに比べるとインクを途中で付ける手間が無いので楽です。
しかし、筆圧でGペン潰したりするタイプなので(使い過ぎですり減るタイプではない)ちょっと物足りない感じになってしまいます。
筆ペンは……困ったことに細い線があんまり描けない。綺麗な艶ベタをしようと思うとかなり大変です(元々が細い筆で塗ってたから余計にそう感じるのかも?)。
高いのだと大丈夫なのかも? 単純にベタするだけなら問題ないです。
十六ページ描いたんですが、インクはどちらも残ってます(そんなに描きこみしないタイプだからね! 原稿が白いよーーー)。

結論として、私個人のレベル程度なら十分。
(ただし手首は疲れる)

***

アナログ作業が終わった後、デジタルに移行するにあたってスキャナーで取り込む必要があります。
予定外に四時間も原稿を切るのにかかりました(全部手作業)。
つ、疲れたー。しかも取り込むのメンドクサイー。(クラパカさんから直接取り込めないので、一旦アズペ2で取り込んで.bmpで出力して、それをクラパカさんで読み込む)
なんだかんだで、アナログなら気にしないのになーって気分になってしまいました。

さて本題の作業ですが、
何度でもやり直しができる!
レイヤーで分けられる!
パースが取りやすい!
トーンが使い放題!
作業場所がパソコン一台分!
という快適さに感動したのは最初の一時間。
確かに選択範囲が指定できるのはありがたい。
しかし、自動選択だけで全部は乗り切れない! そう、集中効果線とかのあたり。
(アナログなら物差しで十分)

マウスでカチカチ範囲選択を繰り返し、自動選択に頼り、予定の時間をオーバーしました。
(トーンを貼るのが苦手&金銭的に余裕がないので、ペンで描きこむのですが今回は無しに)
「トーン使い放題~」と、予定当初とは違う意味で笑ってました。なんでこんなに貼ってるんだろう自分は。
(アナログ作業の時間で考えてたのが悪かった)

おかげでタイトルの言葉を聞く羽目になった。
予定では一日もあればできるだろう(=最大でも六時間)、
実際は三日(=十八時間くらい)かかりました。

慣れの問題もあるでしょうが、時間かけすぎだよ。
(下書きも何故か四か月くらいかかってる。土日しか作業できない上に体調を良く崩してたから)
実はプロット(下書き前の構図)を切ったのが去年の十二月とかいう可笑しなものなので、これぐらい誤差の内さ! って言いたいんですが、「これ以上延びると描かなくなる! ヤバい!!」って意気込んでたのも事実です。

こんなに長くかかるとは思っておらず、道具のテスト&リハビリだけのつもりだったんですが、力はかなり入ってました。
お蔭でかなり楽しかったwwww 一人〆切状態でwwww

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独りツッコミ。
こんなことやってるから本館の連載止まってるんだよ。

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