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ネコ日和

日々の日記とか、ホームページの更新とか、創作物(書き物やイラストなど)のコメントとかを書き綴っていきます。 最近はパソコン関連の事もメモ代わりに書いております。こういう情報にメッチャ助けられてるので、今度は自分の番かと思っております。 以前はイラストもチマチマ上げておりましたが放置気味、ちまちまとモデリングなるものをやってまっ・・・(放置気味)。 フリーソフトでどこまでできるかチャレンジしてます(ソフトの作成者様やプラグインの作成者様には感謝です)。

シルクスクリーンっぽい印刷と蝋引きを組み合わせてみた



シルクスクリーンっぽい印刷をやってみました&更に蝋引きしてみました
今回は画像が多めの記事になります。

まず、シルクスクリーンって何?
布とか紙に穴の開いた型を当てて、インクを乗せていく印刷方法みたいです。
版画の逆みたいな感じ?

蝋引きってなに?
耐水性の紙を作るときの手法の一つみたいです。
パンとかお菓子とか包んでる紙にも使われてます、キャラメルっぽい色をしてます。

トートバックや布製品への印刷を検索すると、印刷方法として「シルクスクリーン」というのが出て来たので調べてみました。
存外に簡単にできるそうなので、「じゃあ、やってみたい」「材料とか安く済むんならやってみたい」好奇心です。




■材料とか
シルクスクリーンっぽい印刷
・写真立て(100円均一)
・網戸補修シール(100円均一。ちゃんと網になっているタイプ)
・シール紙(インクジェット対応のプリンター用シール紙が自宅に余っていた)
・アクリルガッシュ・白(漫画用のホワイト。古くてカピカピになっていた)
・ガラスのコップ(アクリルガッシュを使うときの水入れだった)
・プラスチックのスプーン(アクリルガッシュを混ぜるのに使用)
・デンプンのり(100円均一。絵具を伸ばしたり、粘度を調整するのに使うそうな)
・印刷する紙(使わなくなった茶封筒を切断。「履歴書在中」って書いてたけど使ってない)
・クラフトの包装紙(何かの包装紙だったのを取っておいた。大活躍)
・アクリルガッシュ伸ばす紙(スケッパー代わりに、写真立ての紙とかクラフト紙を使った)
・ホッチキス(写真立ての枠に固定するため)
・インク漏れ防止のシール(シール紙の大きさが合っていれば不要)
・汚れてもいいように段ボール
蝋引き
・蝋燭
・キッチンペーパー(クッキーとかの下に敷くやつ)
・アイロン
・汚れてもいいように段ボール
・当て布

■シルクスクリーンっぽい印刷
材料が100円均一で入手できたので、
ブタさんのイラストを準備(線は太目)、シール紙の後ろが透けて見えたのでそのまま転写。
それをカッターで切って、網戸補修シールに張り付けます。
これ、シール紙で助かりました。ブタさんの鼻とか耳の部分が他の部分と繋がっていないのですが、しっかりと張り付いてくれました。


写真立ては木の枠組みだけを残して、他を外して使用します。
網戸補修シール(網シール)の網部分だけでは足りないので、クラフトの包装紙(クラフト紙)に網シールより一回り小さいサイズを切り取って貼り付けました。

ブタさんのシール紙がクラフト紙まで足りない部分は、他のシールを張って絵具が漏れないように補強。


裏面からホッチキスでクラフト紙を木の枠に固定。
この時、よく確認していれば尻尾が途切れていることはなかったのに……。
ホッチキスで固定する際に、木の枠が柔らかくて助かりました(固いと針が刺さらない)。


版の次は絵具です。
カピカピになっていたアクリルガッシュ・白を適量取り(今回はプラスチックのスプーンに一杯分)、デンプンのりと混ぜて溶かす。
デンプンのりの方が柔らかくて水分が多いです。
ちょっとコッテリ気味。


紙を敷いて版を乗せて絵具も載せました。
いざ、


勝負!


結果、網目つきの盛りブタさん。




原因はコチラ。
裏面から見ると分かりますがクラフト紙にちゃんと張り付いていなかった所が歪んでいたので、インクが漏れているようです。

というわけで、
版を逆にして絵具を引いてみたり、
絵具にデンプンのりと水を追加して粘度を調整したり、
何度もやっていく内に何とかブタさんらしいものができてきました。


途中で失敗して割り印になってしまったブタさん。


しかし、何度も使っていくと版が劣化してきてシール紙の部分が破けてきました。
つまり今回の材料で一番弱かったのがシール紙。
完全に壊れる前に終了。
何度も刷られた版を枠から外した物と、カッターで切り抜かれたシール紙の活用。



■蝋引き
こちらのブタさん達を蝋引きします。

実は、先に蝋引きを試しています。

A4サイズの用紙に蝋引きを試したんですが、今回は大変だったのでブタさんのサイズにしています。
蝋引きすると透過度が上がります!


蝋引きは、
段ボール、紙、砕いた蝋燭、クッキングペーパー、当て布の順に重ねて
アイロンをかけていきます。

蝋燭が溶けて紙に吸い込ませたら良い感じです。
アイロンの所為か、蝋燭が溶けにくい&紙の吸い込みに斑があるので、
紙自体は小さくても結構大変でした。

アクリルガッシュは乾くと水を弾くので良いのですが、コピックのようなペンで書いた文字は滲んだりしないのかテストも兼ねて書いてみましたが、蝋引きすると問題なく水を弾いて滲みもないようです。


これで耐水性のペーパーができたー!
わーい。
しかも裏面が透けて可愛いぞ、これ。

「何に使うの?」と聞かれて一瞬、我に返る。
「何に使おうかしら?」

穴を開けて麻ひもを通せばタグになる?(水濡れOK)
折り紙すればコースター代わりになるかな?
とりあえず、カードとして周囲に配りますww

まだ蝋引きしていないブタさんがいるので、ちょっとずつやっていきます。
(楽しいからって大量生産し過ぎたかしら?)

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