忍者ブログ

ネコ日和

日々の日記とか、ホームページの更新とか、創作物(書き物やイラストなど)のコメントとかを書き綴っていきます。 最近はパソコン関連の事もメモ代わりに書いております。こういう情報にメッチャ助けられてるので、今度は自分の番かと思っております。 以前はイラストもチマチマ上げておりましたが放置気味、ちまちまとモデリングなるものをやってまっ・・・(放置気味)。 フリーソフトでどこまでできるかチャレンジしてます(ソフトの作成者様やプラグインの作成者様には感謝です)。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


試し刷りしました

夢工房まつやまさんでお試し印刷をしました。
原稿の作り方が分からず四苦八苦している1回目。
これは2020年7月初旬の情報です。

■前書き

世間では「古のおたく」という部類らしいのですが、
二色印刷、グラデーション印刷の便せんを作りたいタイプです。

しかし、「古のおたく」は思っている。
便せんのグラデーションや二色刷り、というか単色印刷でさえも値が張ります。
オフセット印刷とコピー機の印刷しか知らないから。
自宅プリンターは除外しておきましょう(できるは出来るんですが、大量には作れないし)。

時代は変わり、印刷方法にオンデマンドが加わったようです。
この印刷方法だと安価に印刷ができる(少量であれば)。
冊子だって作成の敷居が下がりました。
オンデマンド形式はコピー機や自宅プリンターの凄いグレード版らしいので、やっぱりオフセットとは違います。でも安い。
印刷方法が違うので、夢見た二色印刷やグラデーション印刷はフルカラーで疑似的に作成はできても料金はフルカラーです。
オフセットだとインクごとの追加料金がある感じだったので、フルカラーよりは安かった覚えがあります。

フルカラーで作るのは、なんか違う。。。

と、思っていたのですが、


やっちゃった(笑)
これはオレンジ工房さんで作ってもらったグラデーション便せんです。
オンデマンドの印刷所さんなんですが、去年、便箋フェアをしていたので勢いに任せて作ってしまいました。(便せんフェアは現時点で開催中です。)
マットコートなのでボールペンで書くのが大変で、書くときはコピック使ってます。

そこから解禁状態になったのか、ジワジワと作ることに。

そんな中、見つけてしまったのが夢工房まつやまさん。

■本題

二色印刷とグラデーション印刷ができるだと?!
しかもフルカラーより安い。
しかもしかも上質紙に印刷してくれる?!
使いやすいじゃん、ボールペンで書けるじゃん。

データ入稿もできるし、お試し印刷もできる?!
有償だから気兼ねなくお願い出来る(無償だと1回だけしか頼めない。だって物も労力もかかるんだよー)。

というわけで、原稿の作り方もままならぬ中でCMYKでいけるかなー? と思いつつフリーソフトでCMYKのPSDを書きだして入稿してみた。

入稿手順は後述するとして、実際の写真を載せていきます。

■写真と説明

1)B5サイズのお試し印刷と、見本冊子です。

見本冊子だけでもお願いできるので、興味がある方はぜひ入手してみてください。





見本冊子には色のRGB指定があります。

2)単色印刷とグラデーション印刷



単色印刷は、
モノクロ、マゼンタ、オレンジ、グリーン、シアン、パープル
があります。
グラデーションは今回
シアン+モノクロでお願いしました。

グラデーションはCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、黒)の組み合わせができます。

オレンジ、グリーン、パープルは
M+Y=オレンジ、C+Y=グリーン、C+M=パープルなのでK=黒とのグラデーションは出来ません。
(パープルと黒のグラデーションを聞かれたので)

単色とグラデーションは同じ原稿です。
新たにイラストを用意するのが大変だったので、他から流用しました。
ベタが多くて、ある程度細かくて、トーン貼ってある自分が描きそうなイラストを選定。

グラデーション、いい感じになりました!

3)二色印刷



CMYKの二色になるよう原稿をぬりぬり。
黒との組み合わせだとCMYだけの組み合わせと違って、必ず黒になります。
CMYの組み合わせだと、M+Y=オレンジ、C+Y=グリーン、C+M=パープルの混色ができます。
「アナログ原稿ならこうかな?」と1色目と2色目をそれぞれのレイヤーへ塗ります。
できたものをPSDで書き出してみると、案の定、上のレイヤーの色だけが見えます。(当然)
「んー? これで混色できるものなのかしら??」
この時点で一枚絵のようになっています。
見た目は殆ど上部の画像と同じ感じです。
混色しません。

これは見本冊子にRGBの指定色があったので、「この色で塗ればいいのか! 混色は混色で塗ればいい感じ?」ということで、
お試し印刷の二回目をお願いしています(お試しなのに二回目って)。

■おまけの入稿・入金方法

原稿はMedibang Paint Proというフリーソフトを使いました。
CMYKっぽく見せる設定があり、PSDの書き出し方法があります。
PSDはフォトショップの形式らしいのですが、印刷所さんで入稿できる際のファイル形式の一つです。詳しいことは、あんまり分かりません。

下書きはアナログなんですが、ペン入れはデジタルでした。
ホームページにテンプレートがあるので、ダウンロードして原稿を作成。

PSDファイルが揃ったので、フォルダにまとめてZIP形式へ圧縮(今回はパスワード付きにしました)しました。入稿フォームは6MBまでなので、6MB以下に収まるならフォームから送信ですね。
6MBに収まらなかったので(二色原稿でそれぞれ原稿を作成したのでファイル数が多いんです)、Googleドライブにファイルをアップロード。
Googleのメールアドレスを使っていたので、ドライブにファイルをアップロードできました。
このファイルのみ共有設定を変更して、「リンクを知っていればアクセス可能」な感じにします。(圧縮ファイルにパスワードを設定しているので、間違って他の人がダウンロードしても解凍しづらいです。)

ファイルをダウンロードできるURLがコピーできるので、コピーしておきます。

これで入稿フォームへ「ダウンロードできるURL」を入力して、解凍パスワードを伝えておきます。解凍パスワードがないと解凍できませんからね。

入稿したら、次は入金です。
ホームページにゆうちょ銀行の番号があるので、そこへ振り込みます。
自分の「ゆうちょダイレクト」が使えるので、インターネット上から振込。
(郵便局からも振込できます。)
ゆうちょダイレクトからだと、一か月に五件まで振込手数料が無料なので有効活用しました。

入稿、入金は確認されるとメールが届きます。
そして入稿・入金の確認メールと同日に発送メールが届くという!!

早いという話はありましたが、
「時間がかかるかもしれません」という旨の掲載があったので「二週間ぐらいはかかるかなー?」と思っていたら、同日?!
ちなみに、入稿の翌日に印刷物は届きました。

***
蛇足
実はTwitterで同じような内容を流出しておりますが、Twitterだと情報を追うのが大変なのでブログに書き直しております。

ついでに言うと、二回目のお試し印刷についても書きたいので(笑)

拍手[3回]

PR

無関係な宣伝コメントを削除

このブログにコメントが来ることは滅多にない(苦笑)のですが、
4月頃から宣伝みたいなコメントが入っていたので削除しました。

なんだコピー商品って。

特定の技術メモ的なページだけアクセス数が多いから、それが原因かしら。
ちゃんと管理してるんだよー、ということで明らかに宣伝みたいなコメントは削除しました。

拍手[0回]


シルクスクリーンっぽい印刷と蝋引きを組み合わせてみた



シルクスクリーンっぽい印刷をやってみました&更に蝋引きしてみました
今回は画像が多めの記事になります。

まず、シルクスクリーンって何?
布とか紙に穴の開いた型を当てて、インクを乗せていく印刷方法みたいです。
版画の逆みたいな感じ?

蝋引きってなに?
耐水性の紙を作るときの手法の一つみたいです。
パンとかお菓子とか包んでる紙にも使われてます、キャラメルっぽい色をしてます。

トートバックや布製品への印刷を検索すると、印刷方法として「シルクスクリーン」というのが出て来たので調べてみました。
存外に簡単にできるそうなので、「じゃあ、やってみたい」「材料とか安く済むんならやってみたい」好奇心です。




■材料とか
シルクスクリーンっぽい印刷
・写真立て(100円均一)
・網戸補修シール(100円均一。ちゃんと網になっているタイプ)
・シール紙(インクジェット対応のプリンター用シール紙が自宅に余っていた)
・アクリルガッシュ・白(漫画用のホワイト。古くてカピカピになっていた)
・ガラスのコップ(アクリルガッシュを使うときの水入れだった)
・プラスチックのスプーン(アクリルガッシュを混ぜるのに使用)
・デンプンのり(100円均一。絵具を伸ばしたり、粘度を調整するのに使うそうな)
・印刷する紙(使わなくなった茶封筒を切断。「履歴書在中」って書いてたけど使ってない)
・クラフトの包装紙(何かの包装紙だったのを取っておいた。大活躍)
・アクリルガッシュ伸ばす紙(スケッパー代わりに、写真立ての紙とかクラフト紙を使った)
・ホッチキス(写真立ての枠に固定するため)
・インク漏れ防止のシール(シール紙の大きさが合っていれば不要)
・汚れてもいいように段ボール
蝋引き
・蝋燭
・キッチンペーパー(クッキーとかの下に敷くやつ)
・アイロン
・汚れてもいいように段ボール
・当て布

■シルクスクリーンっぽい印刷
材料が100円均一で入手できたので、
ブタさんのイラストを準備(線は太目)、シール紙の後ろが透けて見えたのでそのまま転写。
それをカッターで切って、網戸補修シールに張り付けます。
これ、シール紙で助かりました。ブタさんの鼻とか耳の部分が他の部分と繋がっていないのですが、しっかりと張り付いてくれました。


写真立ては木の枠組みだけを残して、他を外して使用します。
網戸補修シール(網シール)の網部分だけでは足りないので、クラフトの包装紙(クラフト紙)に網シールより一回り小さいサイズを切り取って貼り付けました。

ブタさんのシール紙がクラフト紙まで足りない部分は、他のシールを張って絵具が漏れないように補強。


裏面からホッチキスでクラフト紙を木の枠に固定。
この時、よく確認していれば尻尾が途切れていることはなかったのに……。
ホッチキスで固定する際に、木の枠が柔らかくて助かりました(固いと針が刺さらない)。


版の次は絵具です。
カピカピになっていたアクリルガッシュ・白を適量取り(今回はプラスチックのスプーンに一杯分)、デンプンのりと混ぜて溶かす。
デンプンのりの方が柔らかくて水分が多いです。
ちょっとコッテリ気味。


紙を敷いて版を乗せて絵具も載せました。
いざ、


勝負!


結果、網目つきの盛りブタさん。




原因はコチラ。
裏面から見ると分かりますがクラフト紙にちゃんと張り付いていなかった所が歪んでいたので、インクが漏れているようです。

というわけで、
版を逆にして絵具を引いてみたり、
絵具にデンプンのりと水を追加して粘度を調整したり、
何度もやっていく内に何とかブタさんらしいものができてきました。


途中で失敗して割り印になってしまったブタさん。


しかし、何度も使っていくと版が劣化してきてシール紙の部分が破けてきました。
つまり今回の材料で一番弱かったのがシール紙。
完全に壊れる前に終了。
何度も刷られた版を枠から外した物と、カッターで切り抜かれたシール紙の活用。



■蝋引き
こちらのブタさん達を蝋引きします。

実は、先に蝋引きを試しています。

A4サイズの用紙に蝋引きを試したんですが、今回は大変だったのでブタさんのサイズにしています。
蝋引きすると透過度が上がります!


蝋引きは、
段ボール、紙、砕いた蝋燭、クッキングペーパー、当て布の順に重ねて
アイロンをかけていきます。

蝋燭が溶けて紙に吸い込ませたら良い感じです。
アイロンの所為か、蝋燭が溶けにくい&紙の吸い込みに斑があるので、
紙自体は小さくても結構大変でした。

アクリルガッシュは乾くと水を弾くので良いのですが、コピックのようなペンで書いた文字は滲んだりしないのかテストも兼ねて書いてみましたが、蝋引きすると問題なく水を弾いて滲みもないようです。


これで耐水性のペーパーができたー!
わーい。
しかも裏面が透けて可愛いぞ、これ。

「何に使うの?」と聞かれて一瞬、我に返る。
「何に使おうかしら?」

穴を開けて麻ひもを通せばタグになる?(水濡れOK)
折り紙すればコースター代わりになるかな?
とりあえず、カードとして周囲に配りますww

まだ蝋引きしていないブタさんがいるので、ちょっとずつやっていきます。
(楽しいからって大量生産し過ぎたかしら?)

拍手[1回]


下書きレイヤーにペン入れしちゃった!

お絵描きソフトはレイヤーが分けられるので、下書きから始める方は下書き用のレイヤーを分けていると思います。
自分がそうです。

しかし、悲しいかな。
人は間違うもの。

こんな状態(以下の画像のように)になったことがあると思います。



今回は下書きレイヤーに青ペンで書いてたのに、黒ペンで同じレイヤーにペン入れしちゃったんだけど救出したい自分用のメモです。
前提:下書きは青ペン(黒じゃない薄めの色)、ペン入れは黒ペン。
ツール:Medibang Paint Pro(多分他のソフトでもできるんじゃないかな?)

まず、下書きがこちらの画像。

下書きレイヤーに青ペンでザックリ描いたものです。
下書きは基本的に青とか緑でやります。
今回の救出方法を使うには、薄い色じゃないと無理そうです。

では、お次。
同じレイヤーに黒ペンでペン入れしちゃった画像です。

「下書きとペン入れが全然違うじゃないか」という突っ込みは、受け取りましょう。
黒ペンでガッツリです。
同じレイヤーです。
気づいたら悲鳴ものです。

では、ここからが本番。
念のため書き込んじゃったレイヤーはコピーしておいて、非表示にします。
表示されてるレイヤーを選択しておいて、
「レイヤー」タブから「変換」を選びます。
「8bitレイヤーに変換」または「1bitレイヤーに変換」を選択します。
(レイヤー>変換>8bitレイヤーに変換or1bitレイヤーに変換)

今回は「1bitレイヤーに変換」をしました。
 
青ペンで書いた下書きが消えました!
しかし、よく見ていただければ分かるのですが、線はガタガタです。
「8bitレイヤーに変換」だとマシなのですが、「1bitレイヤーに変換」ではガタツキが目立ちます。
これは線が太いので気にならないかもしれませんが、ペン入れをしている段階だとかなり細かい書き込みをしている可能性があります。

また、下書きも濃い色や黒で書いてると今回の方法は使えません。
使える範囲は限定的ですが、自分用のメモに残しておきます。

「多少はガタついても大丈夫な絵柄」とか「この救出した線を使ってマスクを掛けて細かい線は手で救出する」なんてのには使えそうです。

拍手[0回]


「デザイン」って何よ? 缶バッチ編

月に一回しか書いていない状態の「『デザイン』って何よ?」三回目。

今回は缶バッチ編。
実は同人活動の復活気味・余波で缶バッチを作成しました。
同人誌などのノベルティや同人関連の販売物ではない。
便せん作成時に缶バッチを自分用に数個だけ作ったら、身内に人気だったんです。

身内の販売スペースに並んでます(笑)

自分用に作ったのが31mmの小さい缶バッチだったため、
同じぐらいの缶バッチを販売物として作成しました。
その時に悩んだので「『デザイン』って何よ?」として書きます。

缶バッチは円形、直径は31mm程度。
今までイラスト(落書き)は幾つも描きましたが、このサイズは初めてです。
というか、印刷所にお願いして販売物を作ってもらうのが、その時初めて。

幾つか缶バッチのサイズに収まるように描いて、試作してみましたが絵柄がイマイチ。
没ネタも含めて沢山描いたので(自分の中では沢山描きました)、その中で考えたこと。
・小さいと何を描いてるか分からない
・あんまり複雑な絵柄は分かりにくい
・缶バッチは丸い
・コロコロ可愛い感は線の太さで変わる
・色もRGB系のパッキリした方が分かりやすい
・背景色は白くない方がいい(というか白の割合は少ない方がいい)

RGBカラーは印刷所によって対応している、していない会社があります。
というか印刷所によって印刷の具合が違います(プリンターによってカラーが違うのと同じ感じです)。

上記の大前提で「可愛い」っていうのが必要なのですが、「『可愛い』って何よ?」という話もありますが、これは別問題なのでやめときます。

人にも見てもらって、色違いなども含めて沢山作りました。
一つずつ小分けに袋詰めしたんですが、中々な量にww
カゴ盛りされてるお菓子の状態ww
小さいし、丸いし、沢山あるのでニヤニヤしておりました。

作った後だから書けるのですが、
「『可愛い』って何よ?」が一番の問題でした。
これは31mmなので絵柄だけなのですが、これより大きいサイズだと(缶バッチの別サイズ
)文字の配置などもあるので大変そうです。
四角い缶バッチもあるので、缶バッチのデザイン沼も深そうです。

拍手[0回]