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ネコ日和

日々の日記とか、ホームページの更新とか、創作物(書き物やイラストなど)のコメントとかを書き綴っていきます。 最近はパソコン関連の事もメモ代わりに書いております。こういう情報にメッチャ助けられてるので、今度は自分の番かと思っております。 以前はイラストもチマチマ上げておりましたが放置気味、ちまちまとモデリングなるものをやってまっ・・・(放置気味)。 フリーソフトでどこまでできるかチャレンジしてます(ソフトの作成者様やプラグインの作成者様には感謝です)。

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イベント煮込み

先日、同人イベントに参加してきました!
そしてオンラインイベントから足が遠のいているので、所感をメモがてら。

オンラインイベントの良い所
・参加費用がリアルイベントより安い事が多い
・常に在席しなくていいので、長時間でも参加出来る
・当日いなくてもいい
・リアルな会場に行かなくていい
・落選が殆ど無い
・お釣り、敷布、ポスターなどを準備しなくてもいい
・物理的な頒布物がなくてもいい
・匿名性がある
・対面で対応しなくても大丈夫
・荷物が無い

リアルイベントの良い所
・偶然の出会いができる
・実物(人物、物など)に会える(本物ハワワが出来る)
・お祭り間隔を味わえる
・遠征するなら旅行も兼ねて非日常を味わえる
・ポスターやお品書きを作るワクワク感を楽しめる
・どんな人が見てくれているのかが分かる
・実際に見て購入できる
・当日出現された物(?!)を見つける事が出来る
・名刺やチラシを貰える
・サークルスペースの世界観を味わえる
・ついで買いがしやすい

オンラインイベントの課題
・イベントに行っても誰もいない事がある
・匿名性が怖い時もある
・購入する時に手数料と送料が頒布物より高くなる時がある
・イベント会場(プラットフォーム)に入れない時がある
・通販も委託も準備が大変

リアルイベントの課題
・イベント会場に行けない
・イベント会場で在席することが難しい
・物としての頒布物がない
・お釣りなど細かいものの準備が大変
・在庫を持つのが怖い

***以下、ただの素人考え。

あなたが創ったのは「作品」ですか? 「商品」ですか? 「作品であり商品」ですか?

リアルイベントは再び開催され始めているので(以前から少ない地域は少なく、多い地域は多い)、サークル参加者は減っても存続の声は残ると思われる。
リアルイベントが戻ってきたからといってオンラインイベントが消えるとは思えない。
オンラインイベントは匿名性が強い。
つまり、リアルでは言いにくいやりにくい作品の公開が出来る(特にR指定などではないかな?)ので、作品として公開したい(商品としてではなく)場として残るとは思う。
また、小規模過ぎて会場を借りられない、楽しむ人口は少ないもののオンリーイベント会場としては活用されると思われる。

ただし、これらは頒布や発表が目的であり、売り上げの面だけを気にするのならば、既に委託や通販だけで完結しているので、目的に合わなくなり去っていくと思われる。
少なくとも、自分ならそうする。
発表の場ではなく金銭を目的に同人活動をしているのなら、売れる、売れないの結果が出ているので議論は不要になる。
売れる:同じ様に活動を継続する(技術などの新たな取り組みは必要だろうが)
売れない:別の場所に移る、別の手段を考える、売れるような技術にまで上る

勿論、生きていく、活動していく上で金銭は必ず必要なので、「発表・公開」と「売り上げ」にどれ程の比重を置くかで違うだけになる。

同人活動は趣味の範囲からは大きく出ない。実益も兼ねた趣味になるかも知れないが、それは利益(金銭とは限らない)を得られる一部の話。
イベント参加者の多くは(サークルも、一般も)好事家であり、酔狂だろう。
社会生活を営むだけなら、必ずしも必要ではない。
同人誌の頒布価格がつどつど問題になるのは、この辺りの認識違い(他の方も言われているので、多分間違いではない)。
好きかどうかは別として(時に嫌悪や敵対心も創作意欲になる)、「創らねばならないから創った」結果を同好の士で集まって交換していたのが同人イベントで、そこでの通貨は創った物や情報だったはずだ。そこに創れなかった、情報を持たない同好の士が金銭で交換しただけだったはず。

作品として扱った側が「価格は関係ない」と言い、商品として扱った側が「値段」で言う。
これを延長していくと、自分が好きで作った「作品」が「売れない」と言う場合、「作品」≒「商品」になる(重なるだけであり、完全一致ではない)。
作り手にとっては「作品」である以上、「商品としては売れない」。価格は自分で付ける、だが金額を付けた以上、それは「商品」の面も持つ。これは一つのものを多方面から見ているので混乱しやすい。商品として購入する側からすれば「価格以上の価値がなければ買わない」のだ。そして、買わなくてもいい。
だから「作品」≒「商品」となる場合は、作り手が付けている価格以上の価値を感じてもらえる場に行かなければ売れない。

同人イベントは好事家が多い、だから「商品」としてではなく「作品」として見ることが多いので、作り手側は「作品」を「作品」として扱いやすい。
だが、同好の士というのは「灯となる物」がなければ集まりようがない。
その「灯となる物」は人気の作品や、特定の品が多い。
「灯となる物」が個人の持ち寄った「オリジナル」という灯なら、手に取る者は特に酔狂なのだろう。今やネットに作品が溢れかえっている。

「商品」なら、発表の場はイベントである必要は無い。酔狂が集まる場ではなく、技術と手法で「商品を売ればいい」のだから。
しかし、今やネットに作品が溢れかえっている時代、声を上げなければ知ってもらう機会は無い。
個人で頑張れる(知ってもらえる)方法は幾つか提示されている。
・定期的に短いスパンで作品を発表していく
・人に応援してもらえる作品を作る
・頑張ってる姿勢を見せる
問題は、「知ってもらえる」=「売れる」ではないこと。
社会生活を営むだけなら、必ずしも必要ではない。
知ってもらう、欲してもらう(必要としてもらう)両方の壁を打ち壊す必要がある。
これらの壁は全く性質が違う事が問題でもある。
知ってもらう:マーケティング、売り込む能力
欲してもらう(必要としてもらう):クリエイティング、作品を創る能力
そして、イベント自体には「知ってもらう、発表」の場にはなるが、その場で「欲してもらう、売れる」とは限らない。
「知って」いれば「必要」となった時に思い出して貰えるが、必要でなければ「手は出ない」。

ならば、知ってもらうためにはどうすればいい?
Web関連なら分かっていることがある。
ホームページ(HP)は24時間の営業所である。
告知やチラシ配りは人目があるところでしなければいけない。人口の多いプラットフォームで続けつつ、導線を引くのが常套手段になっている。ツイッターなどの大手企業のアカウントがやっていることを真似すれば、ある程度は知ってもらえるはず。
(サーチして、こっそりと「いいね」していくだけでも認知はしてもらえる。自分は、今では大きくなったWebイベントの主催さんにやられてイベントに参加しましたw)

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