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ネコ日和

日々の日記とか、ホームページの更新とか、創作物(書き物やイラストなど)のコメントとかを書き綴っていきます。 最近はパソコン関連の事もメモ代わりに書いております。こういう情報にメッチャ助けられてるので、今度は自分の番かと思っております。 以前はイラストもチマチマ上げておりましたが放置気味、ちまちまとモデリングなるものをやってまっ・・・(放置気味)。 フリーソフトでどこまでできるかチャレンジしてます(ソフトの作成者様やプラグインの作成者様には感謝です)。

紙曲げテストまとめ

【目的】先日しおり印刷してもらった特殊紙が、どれぐらい曲がりにくかったのかを客観的に測りたい。

【結論】
パールスノーペーパー205kg:曲がりにくい
モダンクラフト195kg:めっちゃ曲がりにくい
その他の特殊紙も合わせて測ってみたら、意外にマットコートが曲がりにくかった。

【道具】
・栞(おたクラブ)と見本帳(同人誌印刷るるる)
・ガラス製の蒸発皿
・マスキングテープ(固定用)
・竹の割り箸(高さと設置面積固定のため)
・硬貨


【手順】
丸い円柱状の箸を土台に固定し、その上に曲げテストをする紙を渡す。
紙の上にガラスの蒸発皿を置き、蒸発皿に重石を入れていく。
紙が土台にくっつき、影が見えなくなった時点の重石を比較する。
重石は10円、1円硬貨を使用する(個別の重量差は加味しない)。
蒸発皿は10円玉3枚分程度の重さであった。


 

蒸発皿と硬貨の重さ比較


栞と見本帳は幅が殆ど同じため比較対象とした。


【詳細】
パールスノーペーパー205kg:12円分+蒸発皿

 

モダンクラフト195kg:95円分+蒸発皿

 

色上質特厚口:0円分+蒸発皿
 
 
色上質最厚口:0円分+蒸発皿


上質紙135kg:1円分+蒸発皿
 
 
マットコート180kg:34円分+蒸発皿
 

アートポスト180kg:0円分+蒸発皿


アートポスト200kg:31円分+蒸発皿

 
キュリアスIR(パール)146kg:1円分+蒸発皿


キュリアスIR(ホワイト)146kg:4円分+蒸発皿


シェルルック(ツインスノー)180kg:54円分+蒸発皿
 

シャインフェイス(シルバー)180kg:42円分+蒸発皿
 

シャインフェイス(ゴールド)180kg:2円分+蒸発皿
 

新星物語(マーガレット)180kg:52円分+蒸発皿
 

新星物語(パウダー)150kg:5円分+蒸発皿
 

里紙(白)170kg:34円分+蒸発皿
 

エスプリVエンボス(アラレ)180kg:1円分+蒸発皿



■結果一覧■
硬貨が多い(曲げ難い)↑
硬貨が少ない(曲げ易い)↓
===固め
モダンクラフト195kg:95円分+蒸発皿
シェルルック(ツインスノー)180kg:54円分+蒸発皿
新星物語(マーガレット)180kg:52円分+蒸発皿
シャインフェイス(シルバー)180kg:42円分+蒸発皿
===そこそこ
マットコート180kg:34円分+蒸発皿
里紙(白)170kg:34円分+蒸発皿
アートポスト200kg:31円分+蒸発皿
パールスノーペーパー205kg:12円分+蒸発皿
===柔らかめ
新星物語(パウダー)150kg:5円分+蒸発皿
キュリアスIR(ホワイト)146kg:4円分+蒸発皿
シャインフェイス(ゴールド)180kg:2円分+蒸発皿
キュリアスIR(パール)146kg:1円分+蒸発皿
エスプリVエンボス(アラレ)180kg:1円分+蒸発皿
上質紙135kg:1円分+蒸発皿
色上質特厚口:0円分+蒸発皿
色上質最厚口:0円分+蒸発皿
アートポスト180kg:0円分+蒸発皿

【蛇足】
気になる印刷所のおたクラブさんで「モダンクラフト」が使えるようになったけど、モダンクラフト195kgは小説の表紙向きの紙なのか?
という疑問から始まった今回のテストですが、同人誌印刷るるるさんの見本帳が丁度良すぎてテスト量が増えました。

現在は表紙に「色上質最厚口」を使用しているのですが、「色上質最厚口」の代わりに「モダンクラフト195kg」は難しそうです。
クラフト系の紙好きなのにー。
小説は長時間持つことになるので、負担が少ない方が読むときに楽だという記事があったので、
それもそうだと納得しました。
ただでさえも検閲のない作品(クオリティは人それぞれ)、内容もさることながら読むときに負担がかかるなら途中で手が止まってしまうかもしれない。できるだけ読み手の余分な負担は避けたいところ。

想定しているのは
A5/60P(PPなし)/表紙モノクロ
本文用紙にもよるけど4mm以上になるので
同人小説としては薄い(?)方だと思われる。
文庫(A6)だと表紙の紙は気にしないとメッチャ読み難い(らしい。記事情報)。

冊子はA5サイズでまとめたい(値段の関係もある)ので、悩んでいる。
しかも「PPなし」なのでアートポスト系の表面ツルツルの紙は警戒している(オンデマンド印刷は、印刷部分がプラスチックとかPE系と密着させると、くっ付く!これは実体験で本当)。
PPありは値段(またか)、湿気によってPP同士がくっ付く可能性もあるらしい(また聞き)こと、特殊紙の魅力が大きい。
特殊紙で表面に凹凸があるものはくっ付きにくい(表面積の差だと思われる)。

表紙がカラーでないというのは少々困りもので、印刷所のプランには表紙カラーが多く、カラーならアートポスト系などが良さそう(それだとPPありが望ましい)。
表紙モノクロのプランがあると個人的に嬉しい。
さらに茶色っぽい紙やクラフト系の紙が使えるなら尚嬉しい。
クラフト系の紙にモノクロ印刷が好きです(良い味わいが出ると思うのですよ)。

小説の表紙に「モダンクラフト195kg」は諦めたのですが、
漫画の表紙にはどうだろう?
同人誌の表紙は固い物が多いらしいし(また聞き)。

あ、別の印刷所でモダンクラフト155kgの取り扱いがあるー。(をい)

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