クラパカさんでトーンをカラーで使いたい!
(というより、私も技術的なものを探すときに助けられているので、私もなんか出さなきゃって気になったので)
ちょっと前にも書いたクラパカさん。
この方は無料なのにトーンが付いてます。素晴らしい。
ノーマルなドットのトーンから柄トーンまで使えてしまいます。
(ただし、標準搭載のトーン以外を使おうと思ったら登録が必要になります。)
そんなのAzPainter2(以下アズペ2)でもできるじゃん!
その通り。
でも、残念なことにアズペ2はトーンに関して倍率の変更ができません。
「このトーンもっと大きくできないかな?」
「もうちょっと小さくしたいんだけどー」
が少々難しいんです。
つまり、簡単に言うとアナログで書いてデジタルトーンを入れようと思ったら難しいってことです。
あと、デジタルでも大きなキャンバスには向いていません。
なので漫画の1Pを描こうと思ったら結構大変ってことです。
ではクラパカさんはどうかと言うと、流石は漫画作成を謳っているだけあって
「トーンは種類増やしたよー! これからも増やすよー(登録が必要だよー)」
「みんなで作成できちゃうよ~」
「フリーだよ!! ずっとフリーだよーー!!(ここ重要)」
「機能も増えちゃうし、Macでも端末でも使えちゃうよーー」
なんて言ってます。
スゲーよクラパカさん!!
(まぁクラウド技術だからどっかで情報が洩れてる可能性は否定しない。
それを言い出すとネット環境にある端末は全部そうなんだが、あえて言わない)
問題点を挙げると、印刷用ではなくデジタル用だということ。
目の細かいトーンは印刷する汚れのように見えてしまうのはデジタルからの悲しい性。
あと、画面だと分かりにくいミスが意外と出てしまう(有償のソフトでも仕方がないのだろうか?)。
それに、クラパカさんはもう一つあります。
トーン機能をそのまま使うとトーンは黒(墨)でしか書かれていないということ。
つまり、アズペ2みたいに指定してた色でトーンは張り付いてくれない。
モノクロの漫画原稿なら「問題ナーシ!!」でいいんですが、
クラパカさんはそのままカラーもいけます。
じゃあカラーのトーンも使いたいよね。これが人間の心理だと思います。まぁ欲張りといえば欲張り。
***
前書きがかなーり長くなりましたが、他にもあるんじゃないかとは思いつつ
クラパカさんでカラーのトーンを使ってみよう。
まずは貼りたいレイヤーと別にレイヤーを作成します。
とりあえず作成したレイヤーにモノクロで貼り付けます。この時に貼りたいように倍率、位置、角度は決めといてください。
色以外は予定通りに。
で、そのレイヤーから
選択範囲>レイヤーを元に作成/輝度(または不透明度)
で選択範囲を作ってしまいます。
その選択範囲に色を付けます。これは貼りたいレイヤーに。
そうすれば意図した色で意図した部分にトーンが貼れてしまいます。
これ、何をやってるかっていうと、単純にトーンから選択範囲を作ってるだけなんです。
選択さえできてしまえば後は塗りつぶしも、グラデーションもやりたい放題。
問題があるとすれば、画質を下げるとあっという間にトーンは潰れてしまうし、ハッキリ塗ってやらないと分かりにくいっていう点ですかね。
でも、無料でここまでできれば十分なんですけどね~。
(アナログ原稿で全部やればいいんじゃない? なんて言わないで。アナログはやっぱり印刷向き)
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