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ネコ日和

日々の日記とか、ホームページの更新とか、創作物(書き物やイラストなど)のコメントとかを書き綴っていきます。 最近はパソコン関連の事もメモ代わりに書いております。こういう情報にメッチャ助けられてるので、今度は自分の番かと思っております。 以前はイラストもチマチマ上げておりましたが放置気味、ちまちまとモデリングなるものをやってまっ・・・(放置気味)。 フリーソフトでどこまでできるかチャレンジしてます(ソフトの作成者様やプラグインの作成者様には感謝です)。

見本帳作ったぞー!いろいろ編



今回はいろいろ編!
印刷方法も色々だーー!
※オマケつきのアッペンデックス版を作成中です。

見本帳つくったぞー!オンデマンド編

↓↓オンデマンド印刷を集めた前回はコチラ↓↓



オンデマンド編に続き、色々な印刷方法&印刷所さんで便箋を刷ってもらいがてら見本に使えそうな内容を刷ってもらいました。
内容はこんな感じ。

(前回と同じデータになります。)
※二色刷りのみデータを修正しています。

右側に漫画・イラスト関連
・細い線とベタ塗り、柄トーンを使用しているイラスト。
・グラデーションとノーマルのトーン
左側に小説関連
・同じフォントで大きさ別
・同じ大きさでフォント別


冊子の中身はこちら。
B5サイズに印刷してもらって、半分に折ったB6サイズの冊子にしています。
※BOOTHの紹介で使用した画像を流用しているので、画像に説明があったりなかったりします。


表紙はクラフト75.5kgに自宅プリンターで印刷しました。
クラフト紙は紙屋さんで購入したものです。


Editnet Printeqさん(孔版印刷)
※孔版印刷のインクは完全に乾くことが無いようです。詳細は公式HPを確認してください。
その他の資料
上:再生上質紙70kg / 黒 / B4(B5裁断)
中:未晒クラフト86.5kg / 灰と紅梅(二色刷り) / B4(B5裁断)
下:少年漫画の紙ピンク / ブルーベリー / B4(B5裁断)

二色印刷の原稿だけは同じ原稿の黒部分を塗りなおしました。(一部で紅梅を背景色入れたら、灰色見えなかったww)

未晒クラフトはココで絶対に刷ってもらうつもりだった、想像以上にイイ!!
クラフト紙など特殊紙が豊富な印刷所さんで、孔版印刷だと少量から印刷してもらえます。
今回は孔版印刷でお世話になりましたが、オンデマンドとオフセットもされています。
ポストカードのフェアにも参加したい!

しかも、フォトショ持ってないのでPDFに変換して入稿したのですが、
「線のまわりに灰色の点があって」と連絡を頂きました。
変換時の画質が問題だったようです。
何度か電話とメールでやりとりをして、再度データを提出しました。
(その説は有難うございました。)

再生上質紙は上質紙(他の印刷所さんの)に比べて、ちょっと灰色っぽいです。
言われないと分からん程度(自分だけ?)。
印刷の特性上、ムラとカスレを大いに期待し(好きなんです)ておりましたが、少年漫画の紙が一番応えてくれました!
軽い、柔らかい、ラフ! ベタの部分もイイ感じにインクが乗ってない所があって個人的には漫画で使いたいです。
しかも、孔版印刷の冊子印刷はB5とA5のサイズでも料金が同じなんです。
少部数でもお願い出来る!!

二色印刷もやってみたかったんです!(孔版印刷ならオフセットよりも安くできます)
インクの重なりとか一色とは違う印刷とか(以前の夢工房まつやまさんで味を占めました)メッチャいい感じーーー!!
便箋とか可愛さの破壊力が凄かった。
便箋は使ってから記事に書きます。



のりまつ印刷さん(ピンクマスター製版)
上:上質紙55kg / 黒 / 単色印刷 / B4(B5裁断)
下:上質紙55kg / 23→彗→20→碧(画像では左から右) / 自分で選ぶグラデーション / B4(B5裁断)

グラデーション印刷ですよ! グラデーション!!
イラストの方のページで色が変わる所とか、すごくいいんですよ。
公式HPが更新停止中ですが、見積もり&注文できます!
グラデーションを楽しみたいがために、上質紙を使用していますが特殊紙にも対応してくれているので凄く楽しめます。クラフト紙もあるし、グッピーラップもミューズコットンもある。
上質紙も70kgや90kgもあるので、両面印刷も安心です。
上質55kgは薄いので裏面が透けます! 逆に言うとちょっとした透け感が味わえるのでトレペ代わりに冊子へ差し込むのも良さそうです。
裁断もしてくれるので(詳しくは公式ページを)、中綴じの手製本とかで口絵代わりに入れるとか想像が膨らむ!!

ところでピンクマスターって何?
調べた所、軽オフセット? らしい。
アルミ板で印刷の版を作るのではなく、紙などを版にする印刷方法らしいです。
詳しくは分からぬ……。

グラデーション印刷でテンションが凄い勢いで上がりました。
インクが紙に染み込んでいるので、インクの上からも字が描ける!
これでベタ塗り罫線(横断歩道みたいなものと思って)が出来る!!(今回は黒と同じ原稿なのでやらなかったけど)

Editnet Printeqさんと金沢印刷さんと比べて、線がちょっと太くなってるのかな?



金沢印刷さん(オフセット印刷)
上:白上質55kg / 墨 / B4(B5裁断)
下:白上質55kg/ WG-47 / B4(B5裁断)

同人便せんといえば金沢印刷さんのグラデーション(偏見)。
金沢印刷さんで印刷することは一つの目標でした。
まだB5サイズで便せん作れてないので、資料請求も兼ねてまた作りたい。使い切れるかなww
公式HPにもありますが、またグラデーション(ワンダーグラデーション)の種類が減るそうです。しょんぼり。

なにはともあれ、グラデーション綺麗です。
機械の癖がちょっとあるのかな? 納品分を全て見ているわけでは無いんで、見てみないと分からなーい。

大量に刷ってもらうと単価が下がるし、セット商品があるので沢山綺麗に刷ってもらうのに向いています。
実はテキレボEx2に参加しているのですが、無料配布の「わくわくおためしパック」でペーパーを刷ろうかと思っていました。サイズがA5サイズまでなのでB6に裁断してもうかB5を半分に折るかで悩みましたが、今は別のものを予定しています。
というか、無料配布のペーパーを断念したため早く作ることができました!やったね☆

金沢印刷さんもグラデーションを楽しみたかったので白上質ですが、他の紙もあります。
墨とワンダーグラデーションの組み合わせも出来るので、二色印刷っぽいこともできます!!

公式HPでは見つからなかったのですが、アルミ板のシルバーマスター製版だと推測できます。
メールで「版ができました」と連絡があったので。
「あぁ、版ができたんだ。後戻りできない」と覚悟(?)しました。
届いた物は素晴らしものでした。



***

自分の見本帳その1オンデマンド編、自分の見本帳その2いろいろ編を作ってみました!
お手軽に少部数から出来るオンデマンド印刷から始めてみましたが、
いろいろ編で孔版印刷、ピンクマスター製版、オフセット印刷を試してみて
「こんなにインクのノリが違うんだー!」と驚いております。
印刷方法じゃなくて印刷所の違いかもしれませんが、特色があって面白いです。

しかし、印刷方法当てゲームやって当てられる自信はありませんがww

今回も全てデータ入稿で、オンラインで完結しています。
オンラインなので距離と時間を無視して入稿できるため、大変ありがたいです(休みの日にしか入稿できないし、平日でも夜間になってしまう)。
オンラインで注文&入稿&入金できても実際に「物」が届くと嬉しい!

***ちょっとまとめ***
※個人の感想です

1)グラデーション便せんは金沢印刷さん、のりまつ印刷さん、夢工房まつやまさん、オレンジ工房.comさんで作れる。
 1-i)インクの上にも文字が書きたかったら金沢印刷さん、のりまつ印刷さん。
 1-ii)お安く作りたかったら夢工房まつやまさん、オレンジ工房.comさん。

2)大量に(500枚とか)作りたかったら金沢印刷さん、のりまつ印刷さん、Editnet Printeqさん
 2-i)B6以下の裁断はのりまつ印刷さん、Editnet Printeqさんだと安い。

3)ちょっとだけ(50枚とか)作りたいならEditnet Printeqさん、夢工房まつやまさん、おたクラブさん、オレンジ工房.comさん。
 3-i)ちょっとずつ絵柄を変えながら同じインク、紙で作るならオレンジ工房.comさん。
 3-ii)ちょっとだけ二色印刷したいならEditnet Printeqさん、夢工房まつやまさん。
 3-iii)ちょっとだけ色々な紙やインクを試したいならEditnet Printeqさん、おたクラブさん、オレンジ工房.comさん。

4)インクの上にも文字が書きたいなら金沢印刷さん、のりまつ印刷さん、Editnet Printeqさん。

5)特殊紙が沢山あるのはEditnet Printeqさん、のりまつ印刷さん、おたクラブさん、オレンジ工房.comさん。

***

目標だったグラデーション印刷などもでき、見本帳はひと段落したのですが、作っていく途中で別の印刷所さんを見かけたりして欲望に歯止めがかかりません。

しかし、最低注文数が100とかなので(印刷方法を考えると100枚でも十分少ないのですが)個人で使い切れるか心配で財布と相談中です。
(販売できると違うのでしょうが、便箋はどうなんでしょう? 委託とかのペーパーにも参加はしてみたい)

オフセット印刷で作ってみたい&もしかして冊子の印刷頼むかも?という印刷所さんで注文してみたいのですが、在庫が減らないww
紙ものなので大量に注文しなければ場所もとりませんので今のところは大丈夫なんですが、見本用に作った冊子って作成当初はイベントで周囲のサークルに配る(交換とか)ためで頒布は次いでだったんですよねー。
サークルの方なら参考に使ってもらえると思って。
それが無くなってしまっている今、大きく在庫が動くことはないと思います。

それなのに、更に作ってどうするwww
いや、だって作るの楽しいし。
今度は見本帳を参考に同人便せん作りたいんですよねー。自分で使う用に。
ペラもの(一枚もの)は作りやすいので、ペーパーや便箋を軽率に作って楽しみたいこの頃です。

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ポストカードのキャンペーンに参加した

先日、おたクラブさんのポストカード印刷キャンペーンに参加しました。
Twitterでも情報流したのですが、そのまま流れてしまうのでブログにも記載(一か月以上放置してました)。
内容は殆どTwitterで記述したものですね。

※絵の素人が書いています。個人の感想ですのであしからず。

元データのPNG


こちらが印刷の元データRGBをそのままPNG形式で出力したもの。
データはPSD形式のRGBデータです。
使用ソフトはMedibang Paint Pro(いつものメディバンさん)
RGBプロファイルはsRGB IEC61966-2.1でした。
色の設定などは素人なので分かりませんが、こういう情報があれば元の色が分かるのかな?
(ディスプレイによっても見え方違うしね)

元々他のイベントで描いていたものを流用しております。


印刷してもらったものの一覧。
印刷機のテストという事だったので、一種類届くかと思ったら各印刷機で印刷したものでした!
凄いね。

オンデマンドRGB印刷


左:エスプリVエンボスギフトライン、右:ホログラム紙レンチキュラー

ホログラム、エンボスの紙ということもありますが 髪の毛のピンク、鎖の黄色がハッキリと出ています。
逆に紫の部分(服・鱗)が見えにくく、明るい部分が消えてる?
脛にあたる部分の白さが消えている気がしますね。
ホログラムのせいか、顔の狸具合も見えにくいですね。
その代わり、一番髪の毛のピンクが強いです!
ピンク強い!

デジタルオフセット印刷


左:五感紙 荒目 純白、右:ミランダスノーホワイト

特殊紙に印刷されてます、マットな感じ。 8枚の中ではミランダが腰元の黄色がハッキリ見えます。 オンデマンドより紫の部分がハッキリして、ピンクのビビットは残ってる印象です。
マットな紙に印刷されている加減もあると思いますが、暗い部分も綺麗に出ているように見えます。
脛の部分のライトが白く見えすぎてる??
ミランダのキラキラ具合が素敵。ただ自分の絵柄にはキラキラ無くてもいいかなー。

DREAMLABO印刷


左:ディープマットペーパー、右:プレミアムフォトペーパー

艶消し紙と写真紙みたいな紙。マット紙柔らかい。 顔の印影までキレイに印刷されています。 フォトの方が紺の深みが出てます。グラデーションも綺麗、鱗も蛍光っぽく出てる。
青肌の部分の陰もしっかりと出ていて、顔の狸具合も分かります。
写真紙みたいな紙の方はディスプレイの見た目に近くて、艶消し紙の方は少し白っぽく見えます。

DREAMLABO印刷(再現性向上)


左:ディープマットペーパー、右:プレミアムフォトペーパー

再現性を上げるための印刷で差が分からない奴ですね(多分)。再現性向上の方が薄くなってるのかな? 目元の灰色も消えかけてるのかな、あ薄いからか。
肉眼で見ても殆ど差が分からんイラストです。



DREAMLABO印刷の比較(写真紙みたいな紙)
左:
DREAMLABO印刷、右:DREAMLABO印刷(再現性向上)

並べてみても分からなかったwww


因みに、元データのカラーマネジメントをCMYKにして出力してみたのがコチラ。
PNG形式で出力しております。
CMYKとRGBで見た目が大きく違うのも、このイラストを選んだ理由ですが、色味が大きく変わるような色なのに印刷物は画面の色に近くて再現性が高いと思ってしまいます。
(再現性の有無は元の設定が分からないと比較できない、と指摘を頂きまして初めて設定を調べました。)

最後にオチを付けるようで申し訳ないが、自分のフルカラーイラストを印刷物にする気はあんまりないんだww
基本的に白黒なもんでね?

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イベント…燃え尽き

最近、pictSQUAREというサービスでオンラインイベントにハマっています。
2020/7/21に登録したようです。(メール見ました)

事の始まりは便箋と見本帳を作ったこと。
BOOTHにも掲載したのでTwitterにも情報を流したところ、紙本祭というアカウントの方がハートマークをくれたのでした。
気になったのでアカウントを見てみると、時々タイムラインで見かけたpictSQUAREというサービスのオンラインイベントでした。

まだベータ版ということもあり、サークル参加などが無料。
(現状、新規イベントはサークル参加が有料になりました。)
ファミコン時代のRPGっぽい会場の中で自分のアバターが動き回ります。
十字キーで移動して、チャット機能で会話出来たりする商店街のようなものです。
お店がイベント会場いっぱいにあるので、蚤の市も近いかな?
まだまだ試験期間中(こちらは現在進行形)、日々アップグレードしています。

無料期間だし、登録無料だし、リアルイベントへの参加は難しそうだし
(今年はウィルスの関係もありますが、地方民なのでイベントに参加できる機会は限られる)
オンラインなら参加の機会が増やせる。
ということで参加してみました。

参加を決めた紙本祭の他にもイベントがあり、紙本祭まで時間があったので気になるイベントにも参加してみることにしました。

創作オンリーのイベントにサークル登録して参加してみました。
いきなりサークル登録する当たり、自分らしいというか無駄に行動力があるというか。
初めての参加というのもあったけど、色々とやってみて楽しかったこともあり、そこで出会った方が開催するというイベントにも参加。

イベントで店舗を見回るのも楽しいけど、チャットなどでサークルの方と話をするのも楽しい。
これまでチャットには殆ど触れていない人だったので新鮮でした。
何より、同じように創作活動を続けている人たちと交流できるのが嬉しかった。

Twitterを利用していても、交流ツールではなく調査・情報ツールという認識しかなかった。

pictSQUAREはイベントスペースを提供してくれるのですが、その後の参加者同士の接点になるようなツールなどが無いので、基本的にTwitterがその後の接点になっている状態です。
その為、イベント参加後に増えるフォロワー&フォロー。
お陰でタイムラインが創作系で賑やかになりました。
周囲で創作活動をしている人は知らない、交流もない、基本的に独りの活動に仲間ができた気がした。

体力がないので毎週のように参加していると倒れるので、適度にセーブしていくようにします。

そんな中、見つけてしまったウィザードリィ祭(9/20)。
イベント当日も楽しかったけど、イベントまでTwitterからネタを呟いていると、それだけで楽しかった。(急に夜間作業が入ったりして心が折れそうだった)

PCにエミュレーターでウィザードリィ(PS版)が出来る環境を作ってしまったので、ウィザードリィ熱に浮かされていました。

イベントに向けて四コマ、短編漫画を描いて、
当日のイベント会場では会場から飛ばされる(ベータ版でイベント多発&参加者多発でちょくちょくサーバーが落ちていた。何らかの原因でセッションが切れているんだと思われる)ことすら楽しんでいました。
「マロールだ!」「床にシュートがある!」「宝箱開けてテレポートしてない?」などなど。
ウィザードリィのネタですが、他の会場ではイライラの元すら楽しめるイベント会場でした。

次があったら参加するぞー。

オンラインのイベントなので乱立しているのですが、有料化となったのでこれからは乱立も落ち着くと思われます。

オンラインといえば、ウェブマガジンKITAB2!が10/01に刊行されます。
10/01は眼鏡の日らしい。
こちらの〆切に合わせて新刊(冊子)を作ってしまいました。
(そういえば最初の冊子もKITAB!に合わせて作ったなー。)

pictSQUAREのイベントでも印刷所の特典が利用できたので、直近の参加予定イベント(9/22)に合わせていたのですが、時間もあったため特典がない印刷所に入稿。

勢いあまって同人誌作ってます。
しかし、楽しい。
特にTwitterで同じく創作活動をしている方を見ると、「自分も楽しんでいいんだ」「軽率に同人誌を作ってもいいんだ」なんて肯定されている気がしているんです。

金銭面でも助かる点が多いのです。
イベントで、創作&小説になると売れ行きは良くないみたいですね(創作のサークル未参加)。
しかもイベントの参加費ってそれなりにするし、イベントへの移動費も合わせるとそれなりの金額になります。
今回刷ってる冊子の総額を軽く超えます(刷ってる量が少ない&ページ数なども抑えているので一万しない程度)。
リアルなイベントに参加しない分、冊子が刷れます。
やったね。

これは、小説だから漫画よりも内容の確認に時間がかかる点も「Webで読んでみて良かったら購入」の構図が出来るので売り手としても嬉しい。
買っても「やっぱり合わなかった」というのは悲しいし、小説売れない問題の課題だと思われる。(だから、まだサークル参加してないんだって)

ただし、通販にすると送料がかかってしまう。
仕方がないんだけどね(全国に発送してもらえるし、相手に確実に届くと確認できる)。
それでも
リアルなイベントに二回参加 > 冊子を二回刷って、他の店で買い物をして、サークル参加
地方民なので仕方がないと思いますが、イベントへの参加費用は殆ど移動費(必要なら宿泊費)です。

オンラインイベントが楽しすぎて体力減少中で、燃え尽きそうですが
「次は11月のイベントに読み易い冊子を作ろう」とか「気になるイベントがあるから一般参加しに行こう」とか、考えられるお陰で仕事がそれなりに忙しくても生活していけます。
生活にメリハリ&楽しみが増えました。

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見本帳つくったぞー! オンデマンド編

便箋つくったぞー! オンデマンド編

前回の続き



前回の便箋


※印刷、紙については前回の記事を見た方が良いかもしれない。

「自分の見本帳」は
便箋を作りたいけど、折角だから色々な印刷所さんで作りたいし、ペーパーの印刷見本作ったら面白いんじゃない?
という考えから便箋とは別に見本に使えるような内容を印刷してもらいました。
 
内容はこんな感じ。
右側に漫画・イラスト関連
・細い線とベタ塗り、柄トーンを使用しているイラスト。
・グラデーションとノーマルのトーン
左側に小説関連
・同じフォントで大きさ別
・同じ大きさでフォント別

左下に印刷所さんの名前を入れていたのですが、
右側にも入れれば良かったなーと、中綴じの冊子状態にしたとき思いました。

印刷は一枚ずつなんですが、真ん中を折ってホッチキスで留めると
右側はどこの印刷所かはすぐ分からない。
とりあえず、中表紙(で合ってるのかな? 表紙の裏面)に何枚目がどこの印刷所かは印刷するようにしています。


冊子の中身はコチラ。
B5サイズに印刷してもらって、半分に折ったB6サイズの冊子にしています。
※BOOTHの紹介で使用した画像を流用しているので、画像に説明があったりなかったりします。

自宅プリンターで印刷した表紙が便箋とは違いますね。

表紙はクラフト75.5kgに自宅プリンターで印刷しました。
クラフト紙は便箋を裁断してもらった紙屋さんで購入したものです。
薄い紙だと両面印刷すると透けちゃうんですが、クラフト紙だから大丈夫!


オレンジ工房.comさん
上:上質紙 70kg / スミ
下:グッピーラップ 75.5kg ブルー / スミ

他の二社(おたクラブさん、夢工房まつやまさん)と比べると60L/50%のトーン部分がちょっと細い。
オレンジ工房.comさんがそのまま印刷されていて、他二社で太ったのか、
オレンジ工房.comさんで痩せて、他の二社がそのまま印刷されたのか
不明。

というか、細い線とか見難いので痩せても太ってもいないのか分からない。

グッピーラップは紙の種類の所為で、ちょっと細かい文字が見難いかな?
これはインクも同系色のシアンだからかもしれない。
オレンジ工房.comさんはインクがちょっとテカる(公式では本文のオプションでテカり対策ができます)のですが、見方によるとキラッと光るので嬉しい。

グッピーラップも張りはありつつ透けるので、「表紙カバーになるんじゃない?」と考え中。
オレンジ工房さん、表紙カバーもあるけど、B4とか大きめサイズでペーパー印刷できるし。



おたクラブさん
上:上質紙 90kg / モノクロ
下:モンテシオン 81.5kg / マゼンタ

モンテシオンは紙がフカフカで手触りが良いので「ちょっとムラが出るかなー?」という予想に反して綺麗に印刷されてます。
画像で見比べてもらうと分かるのですが、ちょっとクリームっぽい優しい色なので確かに小説向け。もちろん漫画でもいい感じ。

おたクラブさんは、モンテシオン(ペーパー・フライヤーなのでオンデマンド印刷)と上質紙を比べるとモンテシオンの方がインクはテカります。
紙とインクの組み合わせだと思います。

本文印刷で二色印刷ができるそうなので(ペーパー・フライヤーでは選択できなかった)、ペーパー・フライヤーで対応してくれたら嬉しい。


夢工房まつやまさん
上:上質紙 70kg / モノクロ
中:上質紙 70kg / シアンとイエロー / 二色印刷
下:上質紙 70kg / シアンとイエロー / グラデーション印刷

二色印刷の原稿だけは同じ原稿の黒部分を塗りなおしました。(部分的に黄色の背景色も追加してた!)
モノクロとグラデーションは同じ原稿です。
グラデーション方向も縦と横で選べるので、雰囲気に合わせて選択できます。

デフォルトでは紙の種類が上質紙のみ(70kg、90kg)。
でも、画像を見てもらえれば紙は上質紙だけでも十分カラフルだと主張します。

シアンとイエローのグラデーションは、
イエローだと文字の色が見えにくいのですが、木漏れ日に照らされてる感じに見えます。
文字は見えにくいですが!(本文で黄色は選択できません。)
イエローからシアンの切り替わり部分が緑(グリーン)になるので、グラデーションの楽しみですね。
マゼンタとシアンもいいし、実は黒から他の色へのグラデーションも綺麗!

参考にシアンと黒のグラデーション(左側)。
グラデーションは連続した部分が素敵なので、原稿は黒多めの方が良いですよ?

夢工房まつやまさんでは冊子の本文にも二色印刷ができます。
表紙には各単色(黒以外で)、二色、グラデーションが選べます。もちろんフルカラーも!
更に、ブログで紹介もしていますが送料込みのワンコインでお試し印刷ができます。
現状はHPで無料のお試し印刷もあります(印刷した画像を送ってくれるそうな)。

今回の二色印刷はRGBで作成もできます!
公式の見本冊子を取り寄せましょう。印刷見本にもなってるので、是非とも!



こんな感じに折って冊子にします。
左下に印刷所さんの名前があるので、ホッチキスで留めない方が良いかなー。
一枚ずつバラシて見ていく方が比較にもなるし、どうかなー?

BOOTHの方では「注文きたら折るよー」「連絡くれたらホッチキス留めじゃなくて仮止め(紙帯)にするよー」とは書いてます。
(そもそも、冊子よりも送料の方が高いし、実イベント参加時にお隣さんへ配れたら良いなー程度で作ったので通販で売れる気はないです。)


私の写真技術が低いのもあるのですが、印刷物は実物を見た方が良いです。
同じオンデマンド印刷とはいえ、印刷所さんごとに違いがあります。
料金もそうですが、印刷の具合とか、選べる紙とインクの種類とか色々と違います。

今回の印刷所さんは全てデータ入稿で、HPから簡単に入稿ができたり入金できます。
自宅から動かなくても印刷をお願いできますので便利な世の中になりました。
でも、実物は見てみないと分からない。
手元に原稿がある方、これから作る方、考え中の方にこの記事が一助となれば幸い。

(2020/12/27追記)


いろいろ編もできました!

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便箋つくったぞー! オンデマンド編



便箋つくったぞー! オンデマンド編
 
(実は見本帳も作ったけど、長くなったので分割します。)

オンデマンド編なんです。
便箋の情報はTwitterにもザックリと流したのですが、
やっぱり長文はブログに書きたい。

自分の便箋が作りたい! じゃぁ色々な印刷所さんで刷ってみよう!
色々な印刷所さんで刷ったペーパー(一枚もの、ペラもの)をまとめたら面白いんじゃない?
いや、印刷所さんによって印刷具合とか紙とか違うらしいじゃん?
調べたいじゃん?(そうだろうか?)

というわけで、
お財布事情もありまして出来る範囲から始めてみました。
本文印刷の見本にもなるかなーと思って、デフォルトの本文用紙とスミ(黒)は必ず作っています。作成した原稿は基本的に墨一色だしね!

作った順番に紹介していきます。

オレンジ工房.comさん(公式


上:上質紙70kg / スミ
下:グッピーラップ 75.5kg ブルー / シアン
絵柄:5月の青空からメアリーポピンズうさぎ

オレンジ工房.comさんは便箋フェアをしていることもあるし、冊子印刷を早めにすると無料で作れたりもします。
そして通常のペーパーにグッピーラップ(今回使ってる下の方の紙)もあるし、単色印刷でもインクの色は沢山あるし、特殊紙だって、グラデーション風だって作ってくれる!
実は10枚ごとに原稿変えられるから、沢山の絵柄を同じ紙とインクで作れる。
ペーパーと特殊紙ペーパーが違うので、安価なのか贅沢なのか選べる上に、B4などの大きめサイズも刷ってもらえるから自分用のブックカバーにも出来る。
(ちなみにブックカバーと帯は別商品としてあります。)
他にもグッズ印刷できるから、ついで感覚で作れる。

グッピーラップは便箋を作る中で使いたかった!
ちょいと透けてる&すりガラスのような柄が入ってるので、お高いイメージでしたが、オレンジ工房.comさんでは通常のペーパーで選択できます。
エコブラウンという用紙も通常のペーパーで選択できるので、クラフト系使いたいなら選択肢に入れてあげて下さい。

おたクラブさん(公式


上:上質紙 90kg / モノクロ
下:モンテシオン 81.5kg / マゼンタ
絵柄:6月の紫陽花withウィンドウチャイム

オレンジ工房さん同様にグッズ印刷もしているおたクラブさん。
(他のグッズと一緒に作ったから、慌てていて通し番号を入れ忘れた。)
「モンテシオン使っても値段変わらないの?!」とビックリする。
本文印刷で使える、ちょっとお高い用紙で手触りが良いイメージの用紙です。
公式のページを見ると、冊子印刷ではモンテシオンはデジタルオフセット印刷らしく、今回のオンデマンドとは違うんじゃないかと思いつつ(ペーパー・フライヤーはオンデマンド印刷だった)シレッと入っています。

上質紙でも種類が違うのか、70kgと90kgで違うのか、上質紙90㎏は手触りが違います。
裏面からの見え方が違うのは当然として、手触りが違うのは発見でした。

モンテシオンは便箋として使うと「フカフカしてる! 手触りいい!!」という理由でミリペンなどのコピック系とかフェルトペンはインク吸われそうです。逆にボールペンで書きやすい。

夢工房まつやまさん(公式


上:上質紙 70kg / モノクロ
中:上質紙 70kg / 二色印刷 シアンとイエロー
下:上質紙 70kg / グラデーション印刷 シアンとイエロー
絵柄:7月のにわか雨の前、向日葵と落雷

ネットの海を彷徨っていたら見つけてしまった印刷所さん。
二色印刷とグラデーション印刷ができてしまう、しかも冊子の表紙でも使える。
フルカラーとは別!(オンデマンドでフルカラーならグラデーションにできるじゃん、二色印刷にも出来るじゃん。しかし、そうじゃないんだよ。違うんだよ。)

他の印刷所さんは二種類なのに、ここでは三種類作ってしまった。
夏の向日葵と青空を描きたかったので、二色印刷もグラデーション印刷もシアンとイエローにしてしまいましたが、
他にも黒とマゼンタもあるんですよ! グラデ、二色印刷に黒が入るとイイ感じになるんですよ。マゼンタもいい感じなのよ? 

通常のメニューからは上質紙70kgと90kgが選べますが、「相談して」って書いてるんで、使いたい紙があれば問い合わせをしてみては?
(別件で冊子の本文用紙とか巻頭カラーの問い合わせをしたら、丁寧な返信をいただきました。)
便箋には上質紙70kgで十分です。
特に二色印刷、グラデーション印刷なので単色とは違い、色が多いので紙の色味に頼らなくても十分です。(大量の色を扱うのが苦手なのは秘密。)


ほとんど紙の話しかしていませんが、
インクについてはオンデマンド印刷なので、インク部分には文字が書きずらいです。
オフセットみたいに上から書いたりするのは無理、弾く。
油性ペンで書けなくもないけど、書きやすい水性ペンは弾かれます。
オンデマンドなので仕方がない!

ちなみに、公式のページを見てもらうと分かるのですが、今回のようなB6サイズはありません。
B5サイズを半分に裁断してB6にしています。
裁断は近所で見つけた紙屋さんにお願いしました。
(最初は使う分だけ手作業で裁断していこうと思っていましたが、裁断してもらえるということでザクっとやってもらいました。)

それでは長くなったので、便箋つくったぞー! オンデマンド編はここまで。
次回は見本帳つくったぞー! オンデマンド編

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